島津 忠宗(しまづ ただむね)は、鎌倉時代後期の武将・歌人。知覧(院)氏の祖。

和歌に優れ、『続千載和歌集』、『新後撰和歌集』に詠歌が残る。これらの作品は島津氏宗家4代当主・島津忠宗の作品とされる場合が多いが、『勅撰作者部類』には「惟宗(島津)忠宗 常陸介忠景男」と明記があり、また父・島津忠景、子・忠秀が共に勅撰作者である家系的な側面から考えても、越前家の忠宗の作とみる方が自然である。

脚注


越前島津家墓所(紹隆寺跡)

越前島津家墓所(紹隆寺跡)

島津家初代 惟宗忠久について深く 尚古集成館

島津家第四代当主・島津忠宗の墓(感応寺五廟社) 日本秘境探訪(即身仏・五重塔・三重塔・一之宮・滝・棚田・墓・元寇史跡・聖地巡礼)

島津忠長