最多本塁打(さいたほんるいだ)は、日本プロ野球におけるタイトルの一つ。本塁打王ホームラン王ともいう。打撃部門の主要タイトルの1つであり、首位打者・最多打点と同時受賞した選手は「三冠王」と呼ばれる。

概説

レギュラーシーズン1年間を通じて記録した本塁打の本数が最も多い選手に与えられる。セントラル・リーグ、パシフィック・リーグの各リーグ毎に選出され、リーグから表彰と賞金が贈られる。

本塁打の本数が最も多い選手が規定打席に到達していなくても選出対象となるが、2リーグ制成立以降、実際に規定打席に到達せずに最多本塁打となったのは2012年のウラディミール・バレンティンが唯一の例である。

歴代本塁打王獲得者

1リーグ時代

2リーグ制後

  • 太字は各リーグ記録
  • 赤太字はNPB最高
  • 括弧内は受賞回数

本塁打王に関する主な記録 

複数回受賞者

  • 太字は現役

セ・パ両リーグでの本塁打王獲得者 

その他の記録

  • 本塁打数
    • 最多本塁打
      • セ・リーグ:60本 - ウラディミール・バレンティン(2013年)
        • 日本人記録:56本 - 村上宗隆(2022年)
      • パ・リーグ:55本 - タフィ・ローズ(2001年)、アレックス・カブレラ(2002年)
        • 日本人記録:52本 - 野村克也(1963年)、落合博満(1985年)
    • 最少本塁打
      • セ・リーグ:22本 - 佐藤孝夫・青田昇(1957年)、藤本勝巳(1960年)
      • パ・リーグ:23本 - 中西太(1958年)
  • 規定打席不足で本塁打王
    • ウラディミール・バレンティン(2012年、規定打席446に対し422打席)
  • その他、複数球団で本塁打王
    • 青田昇、タイロン・ウッズ、アレックス・ラミレス、山川穂高

脚注

関連項目

  • 野球の各種記録
  • セントラル・リーグ個人タイトル獲得者一覧
  • パシフィック・リーグ個人タイトル獲得者一覧
  • 最多本塁打 (MLB)
  • KBO本塁打王

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