アリストテレス(欧字名:Aristoteles、2017年4月8日 - )は、日本の競走馬。2021年のアメリカジョッキークラブカップの勝ち馬である。
戦績
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2歳 - 3歳(2019年 - 2020年)
2019年9月28日、阪神競馬場での2歳新馬戦でデビューし、2着。2戦目で勝ち上がり、続く3戦、1勝クラス戦、若駒ステークス、すみれステークスと3連続2着を記録する。東上して東京優駿(日本ダービー)のトライアル競走であるプリンシパルステークスに出走も6着。春は未勝利に終わったが、夏の新潟競馬場での出雲崎特別、9月の中京競馬場の小牧特別と連勝。クラシック三冠最終戦の菊花賞には抽選を経て出走し、4番人気で迎えたレースでは無敗の三冠制覇が懸かるコントレイルと直線で競り合ったものの、クビ差の2着。菊花賞後は放牧に出された。
4歳(2021年)
4歳を迎えて、初戦のアメリカジョッキークラブカップでは6番手の競馬から直線で抜け出して押しきり、重賞初制覇を成し遂げた。続く阪神大賞典は7着に終わり、天皇賞(春)は好位から進めるも4着、宝塚記念は9着に終わった。その後は休養に入り、京都大賞典は一旦は先頭に立つもマカヒキにハナ差交わされ2着に敗れた。 次戦にジャパンカップを選択。ダービー馬4頭、外国馬3頭も参戦しフルゲート18頭揃うレースとなった。鞍上は本年の皐月賞や菊花賞、天皇賞 (秋) を勝利している横山武史に乗り替わった。キセキがスタートダッシュに失敗し、アリストテレスの鞍上横山武史はハナを主張した。途中キセキに捲られペースが上がったことに対応できず、「最後は脚色が鈍り」(横山武)、今回が引退レースとなった勝馬コントレイルから1.1秒離れた9着に敗れた。
5歳(2022年)
5月29日、5歳初戦として東京競馬場で行われたGII目黒記念に出走。5番人気に推されたが、17着に大敗した。4か月休養ののち、10月10日の京都大賞典では好位追走も直線で伸びあぐねて11着という結果に終わる。12月25日の第67回有馬記念では終始後方追走のまま見せ場なく14着に沈んだ。
6歳(2023年)
1月22日のアメリカジョッキークラブカップで始動し、レースでは後方から追い上げたが7着。この後、3月25日の日経賞では11着、5月28日の目黒記念では15着であった。上村洋行厩舎に転厩して、11月5日のアルゼンチン共和国杯に出走。2番手でレースを進めたが直線で失速して16着と惨敗する。
7歳(2024年)
3月3日の大阪城ステークス(L)では道中最後方追走から追い込んできたが6着。初のマイル戦となった4月21日のマイラーズカップではいいところなく15着に終わると、阪神競馬場スタンド改修工事の影響で京都競馬場での開催となった6月1日の鳴尾記念では中団追走も直線で伸びを欠き9着に敗れた。6月12日付けでJRAの競走馬登録を抹消され、現役を引退した。引退後は阪神競馬場で乗馬となる。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comの情報に基づく。
血統表
- 主たる近親にリンカーン(阪神大賞典、京都大賞典、日経賞)、ヴィクトリー(皐月賞)、アドミラブル(青葉賞)。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post
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