株式会社ジェイコム大田(ジェイコムおおた)は、かつて東京都大田区に本社を置き、ケーブルテレビ(同時再放送、自主放送)と電気通信事業(インターネット接続、IP電話)を主たる業務とし、有線一般放送(ケーブルテレビ局)を運営する一般放送事業者および電気通信事業者であった。株式会社ジュピターテレコム(J:COM)の連結子会社であり、会社および局呼称は「J:COM 大田」であった。

沿革

  • 1995年(平成7年)
    • 12月26日
      • 株式会社大田ケーブルネットワーク企画」として設立。
  • 1996年(平成8年)
    • 6月14日
      • 有線テレビジョン放送施設設置許可取得。
    • 6月
      • 商号を「株式会社大田ケーブルネットワーク」に変更。
  • 1997年(平成9年)
    • 4月1日
      • 開局。
  • 1998年(平成10年)
    • 9月29日
      • 第一種電気通信事業許可取得。
  • 1999年(平成11年)
    • 4月1日
      • インターネット接続サービス開始。
  • 2001年(平成13年)
    • 9月30日
      • ジャパンケーブルネット株式会社が株式取得。JCNグループに参画。
    • 10月1日
      • BSデジタル放送サービス(TM(複数TS伝送)方式)を開始。
  • 2004年(平成16年)
    • 4月1日
      • 地上デジタル放送サービス(64QAM方式)を開始。
      • 地上デジタル放送サービス(OFDM方式)を同一周波数で開始。
      • デジタル多チャンネル放送サービス(ISDB-C(リマックス)方式)を開始。
    • 10月1日
      • 050 IP電話サービス『JCNetフォン.CNO』を開始。
  • 2005年(平成17年)
    • 4月1日
      • アナログ多チャンネル放送サービスのチャンネル番号をJCN共通番号に変更。
      • デジタル多チャンネル放送サービス(JC-HITS)を開始。
  • 2006年(平成18年)
    • 1月1日
      • 呼称を「JCN大田」に変更。
    • 4月1日
      • JCN共通ロゴデザインのロゴマークを展開。
      • JCN統一サービス名称として『JCNテレビ』、『JCNインターネット』および『JCN電話』を制定し展開。
      • JCNサービスラインナップ導入。
    • 6月1日
      • 『JCN電話』として、KDDI株式会社のプライマリIP電話(0AB〜J IP電話)サービス「ケーブルプラス電話」を開始。
  • 2007年(平成19年)
    • 4月1日
      • JCN会員誌『JCN plus』を創刊。
    • 7月1日
      • HDD内蔵録画機能付きSTB『録りま専科』を提供開始。
    • 12月1日
      • 地上デジタル放送で『Oh! Touch!!』を開始し、名称を『JCNプラスチャンネル』に変更。
  • 2008年(平成20年)
    • 1月30日
      • 『JCN電話』の050 IP電話サービス『JCNetフォン.CNO』を終了。
    • 4月1日
      • 『JCN VODサービス』として、KDDI株式会社のVODサービス「MOVIE SPLASH VOD」を開始。
    • 10月1日
      • 『JCN VODサービス』で、FODサービス『JCNプラスビデオ』を開始。
  • 2009年(平成21年)
    • 3月1日
      • au携帯電話端末を販売開始。
    • 4月1日
      • DVDドライブ搭載HDD内蔵録画機能付きSTB『録りま専科DVD』を提供開始。
      • 気象庁の高度利用者向けサービス用いたサービス『JCN緊急地震速報』を開始。
    • 6月1日
      • 双方向設置済みの「HDD内蔵STB」利用者向けに、リモート録画予約サービス『ケータイ録画予約』を提供開始。
    • 9月1日
      • 『JCN VODサービス』で、『NHKオンデマンド(NOD)』を開始。
    • 9月30日
      • アナログ多チャンネル放送サービス終了。
    • 11月1日
      • 下り最大160Mbpsの超高速インターネット接続サービス『スピードスター160』を開始。
  • 2010年(平成22年)
    • 4月1日
      • 地デジコミュニティチャンネルで「デジタル録画コピー制御」を運用開始。
      • JCNインターネットの『スタンダード』を、下り最大伝送速度8Mbpsから15Mbpsに増速。
    • 12月27日
      • 『JCNインターネット』利用者に限定し、UQ WiMAX端末を販売開始。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月3日
      • 地上放送の暫定的「デジアナ変換」を提供開始。
    • 3月31日
      • デジタル多チャンネル放送サービス(JC-HITS)を終了。
    • 4月1日
      • 『JCNプラスチャンネル』をハイビジョン化。
      • BD・DVDドライブ搭載HDD内蔵録画機能付きSTB『録りま専科ブルーレイ』を提供開始。
      • HDD内蔵録画機能付きSTBセットの新コース『HDDコース』を提供開始。
      • 双方向設置済みの特定STB利用者向けに、『STBポータルサービス』および『JCNおすすめナビ』を提供開始。
    • 6月1日
      • リモート録画予約サービス『ケータイ録画予約』を拡充し、『ケータイde録画予約』を提供開始。
    • 7月24日
      • 地上アナログ放送の放送対象地域外テレビ局を再送信終了。
  • 2012年(平成24年)
    • 3月12日
      • 『JCNインターネット』利用者向けに、『JCN WiMAX』を提供開始。
    • 4月1日
      • 双方向設置済みの特定STB利用者向けに、『Shufoo!』を提供開始。
    • 6月25日
      • 『JCNインターネット』利用者向けに、『Wi-Fi内蔵モデム』を提供開始。
    • 7月20日
      • 『JCNインターネット』利用者向けに、公衆無線LANサービス『ケーブルTV Wi-Fi』を提供開始。
    • 10月1日
      • 商号を「株式会社JCN大田ケーブルネットワーク」に変更。
      • 『JCNプラスチャンネル』の名称を『JCN大田チャンネル』に変更。
      • 新しいコミュニティチャンネル『にっぽんケーブルチャンネル』を放送開始。
  • 2013年(平成25年)
    • 10月31日
      • 『JCN VODサービス』の新規登録終了。
    • 12月2日
      • 親会社のジャパンケーブルネット株式会社が株式会社ジュピターテレコムの連結子会社化に伴い、J:COMグループに参画。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月31日
      • 『JCN VODサービス』を終了。
    • 4月1日
      • 親会社のジャパンケーブルネット株式会社が株式会社ジュピターテレコムに吸収合併。
    • 6月1日
      • 呼称を「J:COM 大田」に変更。
      • 『JCN大田チャンネル』の名称を『J:COMチャンネル大田』に変更。
      • 「JCN」ブランドを廃止。
      • J:COM統一サービス名称として『J:COM TV』、『J:COM NET』および『J:COM PHONE』を制定し展開。
      • J:COMサービスラインナップ導入。
      • 『J:COM PHONE プラス』を提供開始。
      • 「にっぽんケーブルチャンネル」(JCN)を「J:COMテレビ」(J:COM)に統合。
    • 7月1日
      • 商号を「株式会社ジェイコム大田」に変更。
    • 10月1日
      • 『J:COM WiMAX 2 』を提供開始。
  • 2015年(平成27年)
    • 3月23日
      • 地上放送の暫定的「デジアナ変換」を終了。
    • 5月31日
      • 「ケーブルプラス電話」を終了。
    • 6月15日
      • 『J:COM 緊急地震速報』を提供開始。
    • 6月17日
      • 『J:COM NET』および『JCNインターネット』のインターネットサービスプロバイダーを『ZAQ』に変更。
    • 6月30日
      • 『J:COMオンデマンド』を提供開始。
  • 2019年(平成31年)
    • 4月1日
      • 株式会社ジェイコム東京に吸収合併され、会社解散。

事業所

本社
  • 本社
    • 東京都大田区西蒲田7丁目20番5号 第七醍醐ビル
事務所
  • 大田営業事務所
    • 東京都大田区西蒲田7丁目20番5号 第七醍醐ビル(本社内)

提供区域内自治体

  • 東京都
    • 大田区

業務内容

  • 2019年(平成31年)3月31日時点。
統一サービス
  1. J:COM TV(テレビ放送サービス)
    1. 双方向機能(STBインターネット接続サービス)
    2. インタラクTV(STBテレビ向け情報サービス)
    3. ナビシェル(STB向けご案内画面サービス)
    4. J:COMオンデマンド(VODサービス)
    5. リモート録画予約(番組録画予約)
    6. ジェイコム マガジン(番組ガイド誌)
    7. J:COMチャンネル(第一コミュニティチャンネル)
    8. J:COMテレビ(第二コミュニティチャンネル)
  2. J:COM NET(インターネット接続サービス)
    1. ZAQ(インターネットサービスプロバイダ)
    2. J:COM WiMAX 2 (4G(WiMAX)サービス)
  3. J:COM PHONE(固定電話(CATV電話)サービス)
    1. J:COM PHONE プラス(VoIP方式(プライマリ電話)サービス))
  4. J:COM 電力
  5. J:COM MOBILE(4G(LTE)サービス)
付加サービス
  • J:COM 緊急地震速報

J:COM TV

地上デジタル放送

  • 表中、「伝送方式」欄の『部類』に関しては下記を参照。
    • 「PT」はパススルー方式。
    • 「TM」はトランスモジュレーション方式。
  • 表中、『記号』に関しては下記を参照。
    • 「●」は視聴可能。
    • 「×」は視聴不可。
    • 「?」は不明。
  • 2019年(平成31年)3月31日時点。

FMラジオ

  • 2019年(平成31年)3月31日時点。

BSデジタル放送・専門チャンネル

J:COM NET

主なサービス

J:COM PHONE

コミュニティチャンネル

放送番組

脚注

注釈

出典

関連項目

  • ケーブルテレビ局の一覧
  • ケーブルテレビ
  • 一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟
  • 一般社団法人日本CATV技術協会
  • 一般社団法人日本ケーブルラボ

ジェイコムショップ 大山店 ジェイコムショップ

ジェイコムおおたの取材|いえラボだより|地域連携教育支援センター

ジェイコム東京 PHONE」の障害発生について(復旧済

中期経営計画

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