ジョン・テイラー・ウェッジウッド(英語名:John Taylor Wedgwood、1782年10月19日(洗礼)- 1856年3月6日)はイングランド出身の線彫職人。
経歴
陶工のトマス・ウェッジウッド2世(1734年 - 1788年)と、エリザベス・テイラーの息子として生まれる。長兄に写真撮影術の先駆者であるラルフ・ウェッジウッドがおり、ジョンとラルフはともに陶芸職人ジョサイア・ウェッジウッドの親類である。
ウェッジウッドは長年パリで職を持っていた。彼が受け持っていた仕事といえば、主として肖像画のような既存の絵画を印刷用に改作することであった。改作するにあたり、ウェッジウッドが用いたのが彫刻用のビュランである。
ウェッジウッドが取り扱ったオリジナル作品の芸術家は以下におよぶ。
- サミュエル・クーパー
- ウィリアム・ジョンストーン・ホワイト
- ジョン・サーストン
- ヘンリー・ウィークス
- メアリー・ビール
- チシアン
- ジョシュア・レイノルズ
- トマス・ゲインズバラ
- ウジェーヌ・ドゥヴェリア
- サルヴァトル・ローザ
- アントニオ・アッレグリ・ダ・コレッジョ
- ヘンリー・ペロネ・ブリッグス
- ジョージ・ヘイター
- レミュエル・フランシス・アボット
- ジョン・シングルトン・コプリー
- ウィリアム・ベーネス
- ミス・カーマイケル
- アシル・ドゥヴェリア
- ルイ・ブーランジェ
- ロバート・ブレメル・シュネーベル
- ヘンリー・コルボルド
- ジョージ・シェファード
- ジョージ・ロベルト・ルイス
- フランシス・レガット・チャントリー
- アントワーヌ=フランソワ・カレ / ジョゼフ・デュプレシ
- ウィリアム・ドブソン
- フランシス・パーソンズ
- ピーター・レリー
- ウィレム・ヴァン・デ・パッセ
1856年3月6日にワンズワース地区にあるクラパムで死去。生涯独身であった。
脚注
外部リンク




