灌頂院(かんじょういん)は、埼玉県川越市にある天台宗の寺院。
歴史
天長年間(824年 - 834年)、慈覚大師円仁によって開山された。しかし平将門が起こした承平天慶の乱の際に、破壊されてしまった。その後、鎌倉時代に源頼朝によって中興された。
1591年(天正19年)、関東地方の新領主となった徳川家康より寺領50石が与えられた。古尾谷八幡神社の別当寺でもあった。
文化財
- 木造薬師如来坐像(埼玉県指定有形文化財 昭和52年3月29日指定)
交通アクセス
- 南古谷駅より徒歩37分。
脚注
参考文献
- 敏蔭英三 写真、秋山喜久夫 文『写真紀行 埼玉の寺 Ⅲ』埼玉新聞社、1982年


